高校の教科書より楽しい?数学の意外な側面を紹介する「高校数学を100倍楽しく」がおもしろい
大人になっても、数学に苦手意識を持つ人は多いのではないでしょうか。しかし、実際に数学は日常生活のあらゆるところで利用されていますし、もはや現代の情報化社会と数学は、切っても切り離せない関係です。
ただ、そうとは言っても、やはり数学と聞くと、サイン・コサインや、因数分解や微分積分などといった難解な式を思い浮かべてしまいます。そんな中、数学の教科書に乗ってない数学の意外な一面を集めたサイト「高校数学を100倍楽しく」が先日公開されました。
高校数学を100倍楽しく
サイトはブログのような形式になっていて、トップページには記事一覧が表示されます。
上部のボタンからは、数1から数Bまでの数学の授業単元や、「おもしろい考え方」や「驚きや感動」といった記事のテイストを選ぶことができ、自分の読みたい記事を探すことができます。
扱っている内容は「因数分解」や「二項定理」など、一見難しそうな数学のテーマです。しかし、中身を読んでいると、身近なテーマを扱い、簡単な言葉で書かれているため、数学のことを全く知らない人にとっても、読みやすい内容になっています。
このサイトには、個性豊かな4人のキャラクターが登場します。うりぼー高校3年生の「ゆう」、同2年生の「はるか」、同1年生の「あかり」、そして、うりぼー高校を卒業して、今は大学1年生の「ぽんさん」。それぞれの記事の中では、この4人の内の何人かが登場して、私たちに数学の意外な一面を紹介してくれます。
工夫が凝らされているのは、各記事のページ。先ほど紹介した4人の登場人物の会話の内容を、まるでLINEのトーク画面のようなUIで表現しています。画面を下にスクロールしていくと、吹き出しが次々と登場する仕組みになっており、サクサクと読み進めていくことができます。
数学の教科書とはかなり異なるデザインで、LINEなどのメッセージアプリを多用する現代の高校生にとっては、教科書よりもこちらのほうが読みやすいのかもしれません。
また、画面の上部には、記事の残りがどれぐらいなのかを示すバーも表示されます。あとどの程度読めば記事が終わるのかが、視覚的に示されるので、最後まで読んでみようという気力に繋がります。
画像は、スマートフォンから見た様子。
いくつかの記事を読んでみたところ、数学の難解なイメージは一切なく、まさに学校の数学の教科書よりも「100倍楽しい」サイトになっています。
現在高校で数学を学んでいる人はもちろん、数学を学び終えた大学生や大人にも、是非とも読んで欲しいサイトです。数学の意外な一面を知ることで、あなたの数学に対するイメージが、大きく変わるかもしれません。
知識不要!超簡単!初めてのLaTeX文章を5分で作成する方法
普段、書類やレポートを描くときにするのは、Microsoftの「Word」だと思います。しかし、書類やレポートに数式を入れたい時や、理工系の学生が論文を書く場合などは、「LaTeX」とよばれる数式組み込み文書作成ソフトがよく使われます。
ただ、この「LaTeX」を利用するには、いろいろとソフトをインストールする必要があり、なかなか面倒なのです。途中で挫折する人も多くいます。何を隠そう、僕もその1人で、大学のPCでLaTeXを使い、感動して、家でソフトをインストールしようとしてみたはいいが、もう全然動かない...
今回は、パソコンやLaTeXのインストールに関して何の知識もない人間が、5分で簡単なLaTeX文章を作る方法を紹介します。大学のレポートや、ちょっとカッコよく数式を表現したいときなどに使えます!
5分で何もない状態からここまで作りたいと思います!
必要なものは、インターネットにアクセスできるパソコンのみ。あと登録用のメールアドレス。LaTeXのインストールとか、そんなものは一切必要ありません。
【1分】Cloud LaTeXに登録しよう!
通常LaTeXを利用するときは、自分のパソコンに色々とインストールする必要があります。でも面倒だし、そんなことをしていたら5分で完成しないので、今回はオンラインサービスを利用します。
Cloud LaTeX | Build your own LaTeX environment, in seconds:
https://cloudlatex.io/ja/home
こちらにアクセスして、上部メニュー「サインアップ」から、アカウントを作成して下さい。タイトルは英語ですが、中は日本語化されてますので、ご安心を!
アカウント登録の方法は、
の3通りから選べます。
僕はメールアドレスで登録してますが、頻繁にメールが来たり、迷惑メールが来ることは、今のところありません。
Twitterでの登録も試しました。アプリの連携を認証するだけなので、こちらも簡単です!
利用規約も短いので、30秒ほどで読んでしまいましょう!
【2分】サインイン(ログイン)しよう!
登録ができたら、トップページ右上「サインイン」からログインして下さい。ログインすると、初めにこんな画面が出てきます。
画面は、
- [左枠]今まで自分が作ったプロジェクト(LaTeX文章)
- [中央枠]実際にコマンドを入力するエディタ
- [右枠]文章のプレビューやエラーメッセージが表示される
の3つの枠で構成されています。実際に文章を作成するときは、[中央枠]に文字を入力し、[右枠]で確認します。わかりやすいですね!
【3分】プロジェクトを選択しよう!
初めてログインすると、あらかじめ[左枠]に、薄いグレーで「New Project」と書かれたプロジェクトが生成されていることが分かります。最初はそれをクリックして、その後にmain.texをクリックしましょう。
何やら大量のコードが中央画面に出てきますが、あとで全部消すので気にしません!
[中央枠]に書かれた文字をすこしいじってみましょう。1文字消したり、1文字増やしたりすると、少し遅れて[右枠]のプレビュー画面が変化することがわかります。実はこのCloud Latex、文字を入力すると、自動でどんな感じのレイアウトになるか、勝手に[右枠]に表示してくれるのです。いわゆる「コンパイル」という作業を、ほぼ自動で、しかもリアルタイムにやってくれるのです。とても便利!
【4分目】 ページを作成しよう!
今[中央枠]には、サンプルとなっている大量の英文が書かれていますが、そこに書かれているものを、一度、すべて削除しましょう。
Windowsなら「Control+A」、macなら「command+A」で全選択できます。
全選択して、一気に削除してしまいましょう。
綺麗になりました。
そして、削除した部分に、以下のコードをコピーして貼り付けて下さい。
\documentclass[11pt,a4j]{jarticle}
\title{二項定理について}
\author{名前を入れてね}
\begin{document}
\maketitle
\section{二項定理とは}
\subsection{高校で習う二項定理}
$$(x+y)^{n} = \sum_{i=0}^{n} {}_{n} {\rm C}_{i} x^{i} y^{n-i}$$
\subsection{一般的な二項定理}
\section{多項定理への拡張}
\end{document}
しばらく待ってると、自動でコンパイルが始まって、[右枠]にプレビューされるはずです。
もしプレビューされなかったり、 待ちきれない人がいれば、上部のメニューの「re-compile」ボタンを押して下さい。コンパイルが始まります。
コンパイルが終われば、[右枠]にきれいな文章が表示されます!
【5分目】作った文章をダウンロードしよう!
ここで作った文章は、PDFとして保存できます。<上部メニューの「PDF」のボタンをクリックすれば、すぐに保存できます。
あとはメールに添付するなり、印刷するなりすれば、レポートの完成ですね!
【補足】さらにLaTeXを学ぶために
とりあえずこの方法を使えば、LaTeXで5分で文章を作ることができますが、なかなか二項定理のレポートを提出する人はいないと思います。
残念ながら、具体的なレポートの執筆時間は、この5分に含まれていません。むしろ、レポートの執筆が5分で終わる方法があれば、僕が教えて欲しいです...
ここからは、[中央枠]に書かれたコードを自分でカスタマイズして、自分なりのレポートを仕上げてみてください。
いくつか参考になるサイトを上げておくので、各自で確認して下さい。
LaTeXコマンド集
[中央枠]に打ち込んでいくコードの具体例が掲載されています。
シグマ記号ってどう打つの?改行ってどうするの?そんな時はぜひこのページを確認してみてください!
知ってると便利!LaTeX文書をブラウザ上で作成・編集できるWebサービス「Cloud LaTeX」 | iLOG
http://i-i-news.com/2014/09/cloudlatex/
このブログよりも、もっと丁寧に、Cloud Latexの使い方を説明されています。ぜひ読んでみてください!
それでは、素晴らしいLaTeXライフを!
WordPressで複数のカテゴリに含まれる記事を表示する方法
wordpressでカテゴリ検索を実装しようとして、例えば、
- 「日記」カテゴリと「料理」カテゴリのどちらかに属する(or)投稿を一覧表示したい
- 「日記」カテゴリと「料理」カテゴリの両方に含まれる(and)投稿を一覧表示したい
という時ってありますよね。そのようなときは、以下の方法で実現できます。
1.カテゴリにスラッグをきちんと付ける
今回は、スラッグをそれぞれ、
- 日記
- diary
- 料理
- cooking
とつけたとします。
2.以下のURLにアクセスする
- 「日記」と「料理」のどちらかに属する投稿を一覧表示したい場合
http://blog.example.com/?category_name=diary,cooking
- 「日記」と「料理」の両方に含まれる投稿を一覧表示したい場合
http://blog.example.com/?category_name=diary+cooking
なんでこれだけで2時間も悩んでたんだろうか。
多分ちゃんとCodex読めば書いてあると思います。
ちなみにカテゴリIDを値に持つ、変数catではこの技が使えないみたいです。
例えば、
http://blog.example.com/?cat=1,2
とかはどうやら無理っぽいです。
クリスマスシーズンのキルフェボンのケーキや行列について
クリスマスと言えばケーキですが、それは同時に、ケーキ屋さんに行列ができることを意味しています。お店によっては、クリスマスシーズンにはケーキの予約を受け付けないところもあるみたいです。
今年度のクリスマスにはキルフェボンのタルトを購入しました。
ええ、友人たちと3人で食べましたが...
彼女がいればよかったんですけどね。
で、キルフェボンのクリスマスシーズンのケーキ販売状況をまとめます。
ちなみに「グランフロント大阪店」のお話です。
クリスマスケーキの予約は、11月下旬には売り切れている(可能性がある)
クリスマスケーキを予約しようと思い、さすがに1ヶ月前だしまだ売り切れてないだろうと思い、11月頃に意気揚々と電話しました。しかし、
「すみません。既に売り切れてしまって...」
といわれました。まじかよ。
クリスマスケーキは早めに予約した方がいいですね。
クリスマスシーズンは営業形態が異なる
クリスマスシーズンは、
- イートインコーナーの閉鎖
- ケーキの販売がホールのみ(ピース販売なし)
- クリスマスケーキ以外のケーキの予約は不可
などといった、通常販売と異なる販売形態になる場合があります。
もっとも注意すべきなのが、販売されるケーキが、通常の冬用(12月用?)のメニューでは無くなるということ。クリスマスシーズン用のメニューが登場します。しかも、このクリスマスシーズン用メニューのWebページヘの公開タイミングがそこそこ遅いです。 なので、通常メニューの中からお目当てのケーキを選んだとしても、そのケーキはクリスマスシーズンに買えない可能性があります。
当日の行列は、朝並ぶとそうでもない
12月24日の朝に、直接店舗に出向いてケーキを購入したので、その様子を。
9:50(開店10分前)
店舗に行くと、既に30人ぐらいが列をなしていました。
列に並ぶと店員さんがメニューを渡してくれました。
クリスマスシーズン限定メニューです。
10:00(開店)
続々とお客さんがお店に入っていきます。列は凄くスムーズで、5分ほど待って、すぐにお店に入ることができました。
店員さんに注文をして、番号札を受け取ります。
厨房では、かなり忙しそうに店員さんが動いておられました。
10:15(開店から15分後)
番号が呼ばれて、ケーキを受け取りお金を払い、ミッションコンプリートです。あれ、クリスマスイブなのに、予約もしてないのに、意外とすんなり買えたぞという感じです。
2,3時間以上並ぶことを覚悟で並んでいたのに、嬉しい誤算でした。
10:20(開店から20分後)
グランフロント大阪には、南館地下1Fに「冷蔵ロッカー」という便利なものがあります。料金も小型ロッカーと同じ1日300円。お得です。
しばらく大阪をブラブラする暫くの間、ケーキをこの冷蔵ロッカーに保存しておきます。
10:30(開店から30分後)
再びお店に戻ると...
「あれ?行列がない...?」
ほんとに今日はクリスマスイブなのか?と言った感じです。おそらくこれからお客さんは増えていくのでしょう。
クリスマスケーキ以外のケーキを予約なしで、できるだけ列に並ばずに購入するには、
開店から30分後、つまり、開店前の行列がちょうど無くなる頃に行くのが良いかもしれません。
21:00(購入から約11時間後)
店員さんからは、2時間分の保冷剤が入っておりますので、お早めに冷蔵庫にお入れ下さい。と言われましたが、購入して即冷蔵ロッカーに入れたから、冬で気温が低かったからか、11時間経って家に持ち帰ったあとでも、保冷剤はまだ溶けきってませんでした。
風味が落ちる可能性は低そうです(この辺りは自己責任でお願い致します)。3人で美味しくいただきました。
最後に、適当にtwitterからの情報を並べておきます。
ソラマチ、開店前から行列出来てたまぁクリスマスシーズンだしなぁと呑気に待ってたら、openと同時に皆さんダッシュ≡≡≡ヘ(*--)ノイベントでもあるのかと思ったら、キルフェボンの当日販売に並ぶ方たちでした(^_^; 予約しといて良かった♡うふ
— ナツコ (@nattsun88) 2014, 12月 24
キルフェボンきたけどすごい行列😭 しょっくーーー😱
— あかね (@1226Ats) 2014, 12月 24
キルフェボン死ぬ程行列できてる
— 中田クマ (@kuma_nakata) 2014, 12月 24
キルフェボンに異常な行列が……
— 人体模型 (@jintaimokei) 2014, 12月 24
キルフェボンに外まで行列出来てて何事かと思ったわ
— Grumpy Kaho (@kmllf) 2014, 12月 24
キルフェボン行ったらすげー行列で諦めた
— GONTA✩メンヘラっぽい✩ (@gonta_style) 2014, 12月 24
これらのtweetを見る限り、昼過ぎてから行くとかなりの行列に並ばなければいけないみたいですね。
人生でやりたい100のリストを作ってみた
なんかおもしろそうなので、 死ぬまでにやりたいことを100個あげます。
こちらのページを参考にさせていただきました。ありがとうございます!
人生でやりたい100のリスト | Hibilog | 世界一周と日常と考察ブログ
生きてるうちに半分ぐらい達成したいですね。
随時変更、更新する...かも?
- 英語が喋れるようになる。
- 芸術作品とか音楽とかの知識をもつ。
- 美術館とかに行って、作品を理解できるようになる。
- 数学をある程度まで理解する。
- 論理学をある程度まで理解する。
- 数学の楽しさを、すごく楽しく伝えられる人間になる。
- 高校数学で習ったこと全てについて、どう日常生活で使われているか即答できるようになる。
- 数学に関する本を書く。もしくはWebサービスを作る。(2015.02達成)
- 学生時代に作った学生団体を30年ぐらい存続させる。
- 学校教育の枠組みから離れた数学の塾を作る。
- 彼女を作る。
- 同棲する。
- 結婚する。
- 実家と違う家を建てて、そこに住む。
- 子どもを2人作る。
- 大手と呼ばれるIT会社に就職する。
- ITベンチャーに就職する。(2016.04達成)
- 地元で起業する。
- 部下を持って指導する。
- プロジェクトマネージャーになってプロジェクトを成功させる。
- 異業種勉強会とかに参加して人脈を作る。
- 業界内で名のしれた人間になる。
- 企業買収とか合併とかする。
- 科学館や博物館を運営する。
- スポーツチームを買収するかスポンサーになる。
- 筆頭株主になる。
- 社長になる。
- ドバイのカジノに行く。
- 競馬で3連単を当てる。
- 競馬で儲かるシステムを作る。
- 競走馬を買う。そして中央競馬で走らせて、賞金を得る。
- 30代で年収1000万円を突破する。
- 毎日の朝ごはんに1000円ぐらいかけれる人になる。
- 1週間に1回はホテルのレストランとかでディナーを食べる。
- ミシュランで星の付いてるお店でごはんを食べる。
- ホテル最上階のレストランに行く。
- 別荘を買う。もしくは借りる。
- Pepperを買う。
- リムジンに乗る。
- いい感じの車を買う。
- いい感じの時計を買う。
- ファッションセンスを身につける。
- アパレル店員と話せるスキルを身につける。
- ユニクロ以外の服屋さんに入って服を買う。
- 「チャラい」って言われる。
- 髪の毛を染める(染めたいと思えるようになる)。(2015.07達成)
- アイドルグループをプロデュースする(プロデューサーさんと呼ばれる(というのは嘘))。
- 東京(もしくは首都圏)で数年ぐらい過ごす。
- スカイツリーに上る。
- 富士山に登る。
- ヘリコプターに乗って東京の夜景を見る。
- ヘリコプターに乗って神戸の夜景を見る。
- 飛行機のファーストクラスに乗る。
- 47都道府県全部に行く。
- オーロラを見る。
- 高校とか大学の友達の結婚式に招待される。
- 30代、40代ぐらいになっても高校の同窓会に行く。
- 京大の経済院か阪大の基礎工院に行く。
- 院で金融工学の勉強をする。
- ブラック・ショールズ方程式を導出する。(2015.09達成)
- 正規分布を積分する。 (2015.03達成)
- なんかすごい発見をする。
- 優秀な修士論文を書く。
- ルーエンバーガーの金融工学入門を読破する。
- 岡田さんのゲーム理論を読破する。
- PRMLを読破する。
- 証券アナリスト会員補の資格をとる。
- 応用情報技術者の資格をとる。
- 情報セキュリティスペシャリストの資格をとる。
- ハッキングする。
- デイトレードをやる。そして儲ける。
- 自動で株とかをトレーディングするアルゴリズムを開発する。
- 単元未満株じゃない株を買う。(2015.08達成)
- 理論的なポートフォリオを作ってブログで紹介する。
- 株主総会に出席する。
- 金(きん)を買う。
- R言語をある程度まで理解する。
- C言語をある程度まで理解する。
- PHPをある程度まで理解する。
- パソコンに強い人になる。
- ブラインドタッチを完璧にできるようになる。
- パソコンを自作する。
- スマホアプリを作る。
- 収益を上げられるWebサービスを作る。
- 人工知能を作る。
- 初音ミクを買う。使いこなす。
- そしてニコ動に動画をあげる。
- 巨大ドミノを作る。
- 巨大ピタゴラ装置を作る。
- 1000ピースぐらいのパズルを完成させる。
- 草野球チームに入ってセンターぐらいを守る。
- ツーベースぐらいを放つ。盗塁する。
- ゴルフでスコア90を切る。
- 日本中のゴルフ場を巡る。
- ホールインワン。
- ボルタリングをやってみる。
- スキューバダイビングをやってみる。
- カフェを開く(できれば学術チックな)。
- 自分の開いたカフェで数学カフェをする。
- バーを開く。
- バーカウンターを買う。
- お酒に詳しくなる。
- バーテンさんとお酒の話をする。(2015.09達成)
- バーとかでナンパする(勇気を持つ)。
- 逆ナンされる(ような雰囲気の人になる)。
- 上記項目をすべて達成する。
なんか無限に書けそうな気がしますがこのへんで。
書いてる途中、すごく楽しかったです。
だれか「おお!これやろうぜ!」みたいな人いたら、是非やりましょう!
数学教育とそれを取り巻く環境について思うこと
最近ゆとり教育が改善される流れが顕著になっているようで、小中高の新しい学習指導要領が改定され、実施されてきています。具体的には、
小学校:平成23年4月~ 中学校:平成24年4月~
高等学校:平成25年度入学生から(数学及び理科は平成24年度入学生から)
幼稚園の新教育要領:平成21年度~
特別支援学校の新学習指導要領等:幼稚園、小・中・高等学校に準じる
という感じで実施されてきています。この変更のそもそもの動機というのは、OECDの「PISA」という調査の影響があると思います。近年、日本のこの調査における順位が振るわず、世論がゆとり教育のせいだと喚き、今の学習指導要領の改訂に繋がったと言う道筋も、理由の一つとして考えられるでしょう。
そもそもPISAテストの目的とは?
そもそもPISAとはどんなテストかというと、PISAのページ(About PISA - OECD)によると、
義務教育を終えた人々が、彼らの知識を現実社会に適応させたり、社会に参加できるための知識をどの程度持っているかを確かめるテスト
と書いてあります。つまり、このテストで日本の順位が低下しているということは、日本で行われている教育制度では、生徒たちはせっかく学校で受けた勉強を社会に適応させるとこができていない、と自然に解釈できます。
PISAは、上記の知識を確かめるために、4つの項目(科目)において、生徒の学習到達度調査をしています。具体的には、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシー、デジタル読解力(デジタル読解力は2009年調査においてのみ実施)の4科目です。「国語」、「数学」、「理科」、「情報」となっていないところが、PISA調査らしいですよね。社会への適応能力を見るわけですから。
ところで、話を学習指導要領に戻すと、文科省はこの学習指導要領の改訂において、「生きる力」というものを一つのテーマとしています。
新しい学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、「生きる力」をはぐくむという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。
ひねくれた見方をすれば、PISAの順位を上げようとしているように取れます。日本の指導要領の「生きる力」と、PISAの「学んだものを現実世界に適用させる能力」というのは、語感的には似ていますから。
確かに、「生きる力」のような、教育において社会的な実践力を身に付けることはすごく大切なものだと思います、PISAの順位が上がるということは、それだけ生徒の社会適応能力が増大したということですから、帰結主義の僕の立場からすれば、順位上げに躍起になってもよいのでは無いかと思います。
前置きはこれぐらいにして、数学教育に行きましょう。
数学を理解する能力の必要性
かの有名なナポレオンは、「数学における習熟と卓越が、最後にはこの国の繁栄を決する。」と言ってたみたいですが、確かに戦いの際には、戦術をいかに組むか、どのように戦うかは、数学的なセンスに非常に関わってきます。そういった意味では、頭のいい論理的な判断、行動ができる(即ち数学が理解できる)兵士を育成するというのは、勝利のためには非常に重要な事柄であったのかもしれません。
では、この言葉、現代にも通用するでしょうか。「そんな昔の言葉を今の社会に適合させようとするのはナンセンスだ」と言われるかもしれませんが、僕自身は、この言葉は今の社会にも思わぬ形で適合されるのではないかと思っています。
この情報化社会です。我々が今日本から、もしくは世界から求められている能力というものは、「情報を的確に処理する能力、発信する能力、そしてこの情報化社会を作り上げ、より効率的な技術、社会を構成する能力」だと思います。
これから先、様々な情報機器が誕生してくることが予想されます。それと同時に、今以上の様々な「数字」が世の中に溢れかえるでしょう。今でも我々は文化の発展により、日付や時刻といった数値的概念に支配され、企業の状態は株価によって代表され、我々はその企業から報酬を得て、日々の暮らしの生計を数値的に組み立てなくてはいけません。これ以上情報化が進展するとどうなるか。我々は「情報を的確に処理する能力、発信する能力、そしてこの情報化社会を作り上げ、より効率的な技術、社会を構成する能力」なしには生きていくことは不可能です。
ここで注意して欲しいのは、「情報化社会に数学が必要」と言っているわけでは無いということです。情報化社会の世の中に生きる一般人が必ずしも「微分」や「三角関数」が必要と言っているわけではありません。あくまで、数学を理解することができる、もしくは、数学を理解しようとするときに成長する、論理的な「脳」が必要なのです。
そういった意味で、私はこの現在においても、ナポレオンの言葉を支持しています。即ち、現代社会においても、またこれからはさらに、「数学的リテラシー」の能力が重要となってくると思うのです。
さあここで重要となってくるのは、数学教育です。いかにすれば、その「数学的リテラシー」や「数学活用能力」、数学における「生きる力」を身につける事ができるでしょうか。
学習指導要領の改訂で「生きる力」は身につくか?
この学習指導要領の改訂で、生徒の「数学活用能力」は良くなるでしょうか。世間的には、少なくとも現在の知識偏重型の入試制度が変わらないと、意味が無いというのが多数派では無いでしょうか。というのも、多くの生徒は、いい大学に入るため、いい就職先につくため、もしくは親がうるさいから、数学を勉強しているのです。これから自分自身が、社会でより良く生きていくために数学を勉強しようという意識を持った生徒というのはごく少数だからです。
そう考えると、生徒は「数学活用能力」ではなく、「数学上の問題を解く能力」だけが増えていきます。それは残念なことに、答えと解法、そしてテクニックが存在する入試問題を解く能力なのです。「生きる力」とは程遠い。ここで「数学上」というのは、数学界上という意味ではなく、初等数学的な土台の上で意図的に構成された問題であり、社会との密接度が低いということです。
もちろん、この「数学上の問題を解く能力」を育むことが、「数学活用能力」の成長に一切関係ないという気はありません。僕が言いたいのは、せっかく数学を学ぶならば、PISAのように、「数学的リテラシー」を身につけるべきではないか。そのためには、現行の 「数学上の問題を解く能力」を重視するのではなく、「数学活用能力を身につける学習」をしたほうが効率的ではないか。という問題提起なのです。
と、今までさんざん偉そうに言ってきましたが、 「数学活用能力を身につける学習」というのはどのようなものなのかを提示することは僕にはできません。少なくとも現状ではダメだと感じていますが、それを検証するバックグラウンドもないですし、何よりアイデアが乏しいです。
例えば、インターネット上では、僕のアイデアに似たような数学教育コンテンツを提供しているところもあります。しかし、どれも思っているものとは違います。僕の思う理想的な数学教育は「数学の興味の有無にかかわらず、数学活用能力を育成できる」というものです。要点は2点あって、
(1)「数学の興味があってもなくても教育を受ける」
(2)「数学活用能力を育成できる」
ということです。どちらかのみを満たしているものはあります。
日常で活用できるおもしろい数学のトピックスなどを集めたサイトやブログといったものは(2)のみを満たします。わざわざ数学が嫌いな人が「数学」なんて単語で検索する機会があまり無いため、(1)は満たさないように思います。
一方、e-Learningやゲーミフィケーションなどの技術を活用して、幅広い生徒に教育を施している通信塾見たいな取り組みは(1)を満たします。このような取り組みは大規模になってしまう傾向があるため、企業でないと難しいところがあります。ところで企業は何らかの収益が見込める内容でないとダメなので、そのためには、教えている生徒の成績を上げられる取り組みでなければありません。そうなると「生きる力」どころではありません。即ち、現行の数学教育に沿った教育を施さなくてはいけなくなります。(2)は満たされません。
(1)と(2)の両立は、ビジネスとして成り立たちません。なぜなら、「数学活用能力」を育てても、生徒の成績が上がるかどうかが保証されないからです。収益が上がりません。その上「数学活用能力を育てる」ための方法論が確立されていない部分もあるため、やはり両立は厳しいのでしょうか。
一番ベストなのが、「生徒がなんらかの形で数学活用能力を身につけ、その結果数学に興味を持ち、現行教育における数学の成績も向上する。」といった超理想的な流れが完成することですが、そうなるのかどうかはわかりません。